避妊具でも防ぎきれないコンジローマの潜伏期間

コンジローマは近年、増加傾向のある性感染症のひとつです。
コンジローマは比較的10代から20代前半での感染者が多いです。
感染すると一定の潜伏期間を経てピンク色や白、褐色系の不規則なイボ状の突起物が単発あるいは複数発症します。
このままイボを放置することで鶏のトサカやカリフラワーのような症状にまで進行します。

コンジローマは、ヒトパピローマウイルスが原因で発症します。
宿主から離れると短時間で死んでしまうため、皮膚や粘膜が直接触れ合う性交渉が主な感染経路です。
たとえ、避妊具をしていても避妊具で覆われていない部分にヒトパピローマウイルスがあることもあります。
そのため、避妊具をつけていても100%感染しないとは言い切れないため、パートナーに症状が見られた場合は性行為は避けるようにします。

コンジローマには潜伏期間があります。
感染者との性行為から3週間から3ヶ月程度の潜伏期間があります。
クラミジアや淋病に比べると、潜伏期間が長いため、自覚症状のない感染者も少なくありません。
そのため、不特定多数の異性との性行為は重ねないことや風俗店などの利用はしないことが感染防止のための予防策です。

稀に自然治癒することもありますが、原則として何も治療を受けなければ完治することはないとされています。
放置していると症状の悪化だけでなく再発率が高まるため、治療期間が長引くとも言われています。
そのため、早めに治療を行う必要があります。
症状が悪化した場合は、治療期間は長引きますが、根気よく治療を行うことで必ず治るとされています。
治療では、塗り薬やイボを取り除くための外科手術を行います。
症状が広範囲に見られる場合には、外用薬などで症状を縮小してからイボを除去することがあります。